翡翠(カワセミ)という水鳥がいる。
翡翠(ひすい)はこの水鳥の翼の色に似ていることがその名の由来である。
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和名では硬玉。
硬度は6.5~7だが、耐久性はダイヤモンドよりも強い。
これは翡翠をつくる組織によるもので、
小さな繊維状、粒状の結晶が複雑に絡み合う構造をとっているのだ。
その靭性はダイヤモンドを超える。
最も丈夫な宝石である。
翡翠基礎知識と選び方
JADEITE~硬玉~[ジェダイト]
産地=ミャンマー
硬度6.5~7
翡翠の色
代表的なのは、緑、ラベンダー、赤。
他にも黄色、茶、黒、白、ブルーがある。
透き通るような半透明の深く澄んだ色は最上質で「琅玕(ろうかん)」といい、
緑色の琅玕(ろうかん)はインペリアル・ジェダイトという。
これはミャンマー政府公認の呼称。
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質の良い翡翠はペンライトで光を裏、横から当てると石の中まで光が浸み込んでいく。
色が濃くて透明度が高く、縦横のバランスがとれた形の良いものを選びたい。
若い人でもつけやすいのがラベンダー・ジェダイト。
緑色のジェダイトがクロム元素を含むのに対し、ラベンダーはマンガンを含む。
アメリカ人が好んだ色でもある。
翡翠の処理法
翡翠は市場の大半が、視覚的に美しくするために、樹脂含浸などを施した処理石である。
薬品でジェダイトの組織を冒し、その隙間に樹脂を入れると、色は均一となり、透明度も高くなるのだ。
有色樹脂含浸
ワックスコーティング(表面光沢の改善)
色素による着色
処理石は、天然無処理石に比べると、如何せん経年劣化の原因となるが、価格は同等の美しさでも1/3~1/10ほどとなる。
翡翠に限らず宝石のほとんどは処理石であるから、処理石で手ごろな価格で買うことも賢い選択となるだろう。
ちなみに私が20年以上使用している翡翠リングも一部が褪色したように思うが、気にするほどではない。
ネックレスにおいては、ほぼ変わっていない。
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翡翠は縄文時代には既に我が国日本(新潟・糸魚川)でも産出されている。
中国でひすいが採れるというのが間違いであることは業界の常識だ。
中国に硬玉が入ってきたのは18世紀以降。ミャンマーから輸入されたもの。
古代中国の玉器や玉盃といった細工物は軟玉(ネフライト)で硬玉(ジェダイト)ではない。
軟玉、硬玉どちらも緑色で強靭だが、まったく異なる鉱物である。
が、中国人はこれも翡翠(ジェイド)といっていたのだ。(見分けがつかなかったため)
故に、今でも軟玉、硬玉2種の異なる鉱物を総称してジェイドと呼ぶ。
硬玉をジェダイトというのは区別するためなのだ。
翡翠言い伝え
強靭な翡翠は、古来より不老不死のお守りとされてきた。
しなやかで強い精神は、病をよせつけない強固な体を作り出す。
翡翠を身につけるたび、堅牢な砦の中にいるかのように感じるのは翡翠本来の性質によるものだ。
翡翠のもつ治癒力は、絶えず穏やかな浄化の波動を放っている。
持ち主のマイナスな心を消し、潜在意識に深く入り込み、その英知を引き出す。
翡翠とは、まさに守護の宝石なのである。
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翡翠は昔から、シャーマン(巫女)が他からのネガティブな力を抑え、身を守り、自分の放つ力を安定させるために使っていた。
邪馬台国の女王卑弥呼が愛したのも翡翠。
しなやかで強い精神力を必要とされる一国の女王。
翡翠に自身を重ね、その心を奮い立たせていたのかもしれない。
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翡翠は持ち主の性質を気高いものに向わせる。
翡翠に惹かれるならば、あなたは次の高貴なステージへ導かれているのだ。
翡翠を
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