指輪の変形は叩いて直す(画像)変形しにくいリングとは

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指輪の変形直し修理・貴金属の種類・ジュエリーのお悩み

変形しない指輪なんてない。

指輪はプラチナであろうが、金であろうが、厚かろうが、薄かろうが変形するときはする。

包丁とか刀のように熱×叩くを繰り返し、強度を上げる鍛造(たんぞう)という製法で作られた指輪もあるが、

それだって絶対に変形しないということはない。
指輪はその人の指の形になじむもの。指輪は変形するもの。

そう知っていたほうがいい。

指輪が変形したら、購入店へもっていこう。

変形が軽ければ、サービスでしてくれる。

 

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指輪の変形直しやり方

 

指輪の変形直し

さて指輪の変形直しに使用するものは鉄製の芯金と木槌。

指輪を入れて木槌でコンコンと打つ。

金槌は傷がつくから×。

このとき注意することは、石がついている部分は叩かないこと。

石が割れたり、爪が折れてしまう。

地金が薄く折れるように変形しているものは叩くとその部分がポキっと折れてしまう可能性がある。

その場合は地金を足してリングを厚くして直す。(腕足し)

腕足しはK18でも2~3万くらいはかかる。

が、腕足しをしても変形しないというわけではない。

鉄芯棒 指輪サイズ直し スチール

指輪の変形の原因

 

サイズが合っていないorリング自体の厚みが薄いということが大半。

サイズがゆるいと指との間に隙間ができ、そこに圧力(重いものを持ったり)がかかると変形する。

指に節がある人などはこういった「指輪の変形」の悩みも多いが、

リングに厚みのあるものや、デザインが幅広のものを選べば改善できる。

 


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変形しにくい指輪

 

硬さのある鍛造(たんぞう)

 

指輪の製法には「鋳造・ちゅうぞう」と「鍛造・たんぞう」がある。

普通は鋳造で作られる。

チョコレートを作るように、高温で金属を溶かし型に流しいれ、冷却して型から外す。

製造コストも安く、いろんなデザインが作れるが、強度の面からすると弱い。
(変形しやすい)

強度が強いのは鍛造である。

文字通り、金属を鍛えながら成型する。

金属を熱し、叩いて延ばし、圧力をかけ金属の密度を高くする。

刀の作り方と同じだ。

これにより、金属は強くなり、変形しにくくなる。

さらに、鍛造のリングは滑らかな質感になる。これは、製造過程で、中の気泡が少なくなるためだ。

ただし、チョコレート製法の鋳造と違い、時間とコストがかかり、

デザイン的な面でも作れるデザインは限られる。

鍛造は鋳造のおよそ2倍の強度。

主にマリッジリングのように毎日つけっぱなしにするリングに使われる。
指輪は自分の指になじむもの。

多少の変形は気にすることはない、と思う。

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