宝石と貴金属を一体化させる、ジュエリーの製造・加工の最終工程である石留め。
「宝石がジュエリーのデザインを決定し、石留の型がジュエリーのスタイルの善し悪しを決定する」
といわれるほどに、指輪でもペンダントでもセッテイングによって、そのイメージはがらりと変わる。
石留めは、宝石を枠にセットするという主要目的だけでなく、枠のデザインと石留部分を一体化させて、枠や宝石をより美しく見せる重要な役目を担っている。
石留の種類・基本型
プロングセッテイング（爪留め）
ダイヤモンドの美しさを最大限に引き出すソリテールや
コフレ・リング
大きさ形の違う宝石のバランスをとったり、個性的なスタイルまで作り上げる。
ベゼルセッテイング（覆輪留め・伏せ込み）
K18 ダイヤモンド ネックレス 一粒 “Bezel（ベゼル）” 0.3ct D VS1 3EX H&C 鑑定書付 0.3カラット
宝石を輪状の貴金属地金で覆う石留法。
爪留めより古くからある留め方。
カジュアルなジュエリーの石留めによく用いられる。
バーセッテイング(板爪留め)
板状の直線の貴金属で留める。
主に四角いカットの宝石に用いられる。
バーセッテイング応用：チャネルセッティング（レール留め）
内側がスムースで、レールが山高に仕上げられたものには品格がある。
ビーズセッテイング(彫り留め)
18金イエローゴールド K18 高品質 天然ダイヤモンド 計0.880ct 全面 ダイヤ 埋め込み 彫り留め ミラーボール みたいな ラウンド ボール 手作り ピアス
地金を彫り上げて玉をつくり、石を止める。
ビーズセッテイング応用：パヴェセッティング
宝石を敷き詰めたという意味のとおり、宝石を密接して埋め込む爪留め方法
ループセッテイング(ループ留め)
数個の宝石を連続して留めるときに有効なセッティング。
ループ（輪）
スッキリと宝石を押さえることができる。
芯留め
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真珠の石留めなどに用いられる爪が見えない留め方。
珊瑚など球状に研磨された宝石などもこの方法で留められる。
細い芯に接着剤を塗り、途中まで穴をあけた真珠などをセットして留める。
石留めにはいろいろな種類があるが、それらはすべて、基本型の応用である。
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