ペンダントトップが開閉できて中に写真が入れられるものをロケットペンダントという。
昔の童話アニメの主人公なんかが生き別れた母親の写真を入れてたり、何かと物語のキーワードになる、誰もが一度は幼少期に憧れたであろう(ある意味)ペンダントである。
以前、あるご婦人が火曜サスペンスを見ていたら、殺された被害者がロケットペンダントをつけていた、と言ってロケットペンダントを買いに来たことがあった。
何でも、そのロケットペンダントを手がかりに事件が解決したらしい。
何がご婦人の琴線に触れたのだろう。
他人には分からないものである。
さて、私の記憶に残るロケットペンダントは、ハリソンフォード主演の「ハノーバー・ストリート 哀愁の街かど」
戦火の中、登場するのは若き戦闘機乗りのイケメン・ハリソン。
ロンドンの街で美しい従軍看護婦マーガレットと恋に落ちる。
だがマーガレットは人妻だった。
物語後半、その悲しい事実をハリソンは知ってしまう。
遠い任務の地で出会い、死地を共にし、友人となった男の首に下がる、最愛の妻の写真が入ったロケットペンダント。
ペンダントの中で微笑むその女性は、なんと自分が愛してやまない女性だった、というオチである。
K14WGホワイトゴールド ロケット ロケットペンダントトップ 写真入れ 地金 楕円形 オーバル 小判型手彫り柄入り ホーニング マット仕上げ
この映画は、第二次世界大戦下が背景だ。
私は今までウン十年間ジュエリーを介して多くの人と出会ったが、ロケットペンダントをつけている人に会ったことは数えるほどしかない。
なぜか。
現代はケータイ、スマホ、いつでもどこでも愛する人の声も聞けるし、顔も見れる。
「切ない」なんて言葉も空々しく聞こえてしまうような情緒も風情もない時代だ。
1940年代という時代だからこそ、ロケットペンダントの価値がある。
とはいえ少ないながら現代においても、火曜サスペンスのご婦人のような人や、死んだ愛犬の写真を入れている老婦人や、亡くなった母親の写真をペンダントに入れてお守りにしている若い女性も実際いる。
天然石の裏側に遺骨を入れることのできる、遺骨ペンダントなるものもあるのだ。
遺骨ペンダントPT900・水晶プラチナ900遺骨入れペンダントトップ
ちょっと違うけど、ニトロ(心臓の薬)をいれてる男性もいた。
K18イエローゴールド ロケット ロケットペンダント 写真入れ 薬入れ サファイヤ 天然石 彫り留め 菱形 鏡面仕上げ 9月誕生石【国産】
さて、ロケットペンダントはその大きさからも地金の量を多く使うため、シルバー製品が多い。(K18で作ればその3倍ほどの値がする)
細工の美しいものや、宝石で飾られたものもあり、普通に美しいペンダントにしか見えないものもある。
アンティークな雰囲気は懐古的で人と違ったお洒落を楽しめるだろう。
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思いを忍ばせるロケットペンダント。
それほど思える人がいるなんて・・・
羨ましい限りだ。
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