背景に溶け込むように体の色を変える爬虫類、カメレオン。
この体色変化は温度によっても起こるのだが、同じように温度で色が変化する変種のダイヤ がある。
ダイヤモンド・カメレオンタイプ
天然カメレオンダイヤモンド ルース(裸石) 0.279ct (天然グリーンダイヤモンド)【蛍光性・燐光性もあります。】【中央宝石研究所】 【送料無料】
温度差によって色が変わる超希少なダイヤモンド。
ライターやろうそくの火で暖めると、グレイッシュグリーンからライトイエローに変化する。
（金属製のスプーンなどの上においてライターの炎で約30秒～１分位少しづつ加熱。数分程度で元に戻る）
窒素を微量に含むダイヤモンドが微量の水素を含むことによりこの現象が起こるわけだが、正確にはその現象は解明されていない。
なんとも不思議な宝石である。
ちなみに、ダイヤモンドの代替品という印象の強いジルコン（天然石）にも、熱によって色を変える、カメレオン・ジルコンがある。
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面白い。
宝石には、アレキを代表として、色が変わるものはいく種類もある。
カラーチェンジタイプのサファイヤやガーネットが有名だろうか。
いずれもその変色は「光」の違いによって起こる。
人工光か自然光かによってだ。
温度で変色するカメレオン現象をもつダイヤモンドの発見は１９４３年。
研磨された２．２４ctのブロンズ色のダイヤモンドに強い光を当てたらグリーンに変化したことから、
購入者のアメリカC.A.カイガー社が「カメレオン・ダイヤモンド」と名づけた。
カメレオンダイヤモンドは、時に美しい蛍光性 （Fluorescence・フローレッセンス)も見せてくれる。
バックを黒にしてブラックライトを当ててみよう。
ブラックライトはその物の蛍光体だけを発光させるため、ダイヤの美しい蛍光色を見ることができる。
ダイヤモンドは、蛍光性があるから品質がいいというわけではないが、ダイヤモンドによっては、様々な色（白や黄色、オレンジにブルー、グリーン）を楽しませてくれる。
夜遊びの際、クラブやバーで、違った顔を見せてくれるだろう。
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カメレオンダイヤモンド意味効果
爬虫類のカメレオンはデリケートな生き物だ。
気温によってもそうだが、体調や気分でも色が変わる。
そしてそれは変えようとしているわけでなく自然に変わる。
カメレオンタイプの人間というのも、本来デリーケートなのかもしれない。
周りに同化するのは自分を守るための術。
それを意図せず自然にやってのける。
社会に出れば必要なスキルだ。
変色効果のある宝石が表すのは「２面性」である。
性格、物事、昼夜、精神と肉体。
２面性の魅力はギャップ。
ちょっと古いけど、ギャップ萌えというやつだ。
見つけてしまったその人の意外性は、良い方に働けば瞬く間に人の心をくすぐる強烈な魅力と化する。
そして、カメレオンダイヤモンドは、自らの色を変えるように、その変わり身の早さを持ち主に与える。
状況、環境に柔軟に適応する能力、しなやかさ。
しなやかな心は折れることがない。
受けた衝撃を耐えることなく吸収してしまうのだから。
そんな女性を想像してみよう。
・・・。
敵わない。
変色効果の宝石を好む人に、男性が多いのも頷ける。
そして、神秘に包まれた変種のダイヤ、カメレオンダイヤモンドは、なかなか姿を現さない希産石である。
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