アウィナイト効果:カシミールサファイヤを凌ぐ青

知名度高く、スピリチュアルな人たちに愛される古代宝石ラピスラズリを構成する主要４鉱物の一つに、アウィンがある。

火山岩中に丸みを帯びた小さな粒状で産出する。

他の鉱物と共生しているが、独立した結晶として見つかることもある。

アウィナイト基礎知識

Hauynite　[アウィン/Hauyne] 藍方石

硬度：６

産地：ドイツ、

古代火山が生んだ瑠璃色の石。

劈開が完全であるため、カットしにくい性質を持ちながらも、柔らかな美しい青を求めるコレクター用にファセットカットされ、なんとも見事な深く鮮やかな青を映し出す。

※劈開/cleavage　クリーベッジ/一定の方向に割れやすい性質のこと

１９世紀、フランスの学者との出逢いにより、アウィンと名付けられて以降、今や希少石に名を連ねている。

ファセットカットされたアウィナイトはこのうえなく小さい。

もともとの結晶自体が小さいのだから、しょうがない。

市場に出回るサイズのほとんどが０．１ｃｔである。

だが、小さいながらもその存在感のある独特の発色の良い青は、アウィナイトにしか出せない。

アウイナイトリングプラチナ指輪ダイヤモンドペアシェイプ刻印入り鑑別書付き日本製 12号

青の宝石といえば、知らない人などいない紺碧のサファイヤだろう。

そのサファイヤの中で最も好まれてきた色が、カシミール産のコーンフラワーブルー。

無論、今ではカシミールからはほとんど産出されないわけであるが、

アウィナイトの青は、カシミールサファイヤを凌ぐ美しさなのである。

だから、たとえなりは小さくとも、存在感は大きいのだ。

その青く発光する煌めきは、ある者には満点の星にたとえられ、ある時は深い湖を思わせる

乙女の花冠にふさわしい、可憐な矢車草の青である。

一度見たら忘れられないであろう、まさに宝石を知り尽くした蒐集家たちが、惹かれる青なのだ。

アウィナイトは、キズや内包物が多い。

だから、クラウドがかかっているのもアウィナイトの特徴である。

透明感は、カラーストーンを選ぶ基準の一つであるが、アウィナイトの場合は、その希少性故、価格の面からみても、濃く鮮やかな発色の青を選びたい。

アウィナイトの独立した存在感。

それはこの宝石が、霊的古代宝石を構成する強い波動を放っていることにもよる。

アウィナイトの地色は濃いブルー。

アウィナイトの青はラピスラズリの色の主因である。

故に、その効果もラピスラズリに似て、霊的要素をおおいに含んでいる。

ラピスの瑠璃色は宇宙の色であり、アウィナイトの青は、霊の色である。赤が肉体としての人間に作用するのとは反対に、青は不死の霊魂としての人間に作用する。

アウィナイトは、地上生活に生きる中で、人が持つ拘りを捨てさせるのだ。

こだわりは、魂の道を進み始める者にとって足枷にしかならない。

今までの自分とは違う自由で大らかな考えは、アウィナイトの煌めきのごとく、その心持ちを、人生を一新させるだろう。

何故なら、あなたはアウィナイトに促され、無尽蔵の叡智から知識を得はじめるのだから。

アウィナイトは持ち主の意志に作用する。

恐れることはない。あなたはただ思うままに進めばいいのだ。

魂の選ぶ道は、たとえ困難に見えようとも、うまくいくものだから。