滑らかなガラス光沢の黒曜石。
オブシディアン。
オニキス、ジェット、黒珊瑚、似て非なる黒い宝石たちの中で、透明感を魅せる美しき黒い石。
何故なら黒曜石は有史以前から、鏡や宝飾品の他に、武器として使われてきた。
黒曜石は火山性の天然ガラスである。
ガラスの破片は非常に鋭利で、短剣や矢じりに最適だったのだ。
オブシディアン基礎知識
オブシディアン「黒曜石」OBSIDIAN
硬度:5
産地:ハワイ州、日本、ジャワ、アイスランド、ハンガリー、アメリカ、
メキシコ、エクアドル、グァテマラなど
火山活動があった場所、または現在も活動している地域。
宝飾用は北アメリカ、中央アメリカ産。
米・アリゾナ、ニューメキシコで採れる濃い塊状のものは、アパッチの涙と呼ばれる。
白い斑点状のものは、スノーフレークオブシディアンと呼び、色が煌めいて見えるものはレインボーオブシディアンと呼ぶ。
いずれも、インクルージョン(気泡、結晶)による効果である。
10mm氷のレインボーオブシディアン ブレスレット二重の目のような黒曜石ブレスレットの氷タイプの男性と女性の目水晶ブレスレットの色
色はその名のとおり、黒。
たまに褐色や、灰色、赤、青、緑も産出される。
結晶化するより早く火山性溶岩が冷却したため、非晶質で劈開がなく、断口は貝殻状である。
黒曜石は、はるか昔から、黒魔術に使われてきた。
黒曜石のパワーが強いといわれるのにはこの背景がある。
黒曜石が女性向けでないのは、そのマイナスの想念体を女性故に感じやすく、宝石に疑念を抱いてしまうからなのだ。
勘違いしないでほしいのだが、
黒曜石が呪いの宝石だなどと馬鹿げたことを言っているのではない。
本来、どの宝石も破壊的な性質など持ってはいない。
宝石は神の賜りものであり、人の精神に潜む偉大な力を引き出す媒体である。
だが、その目に見えない驚異的なエネルギーを、破壊的意識で操作する人間、地域が事実存在していたのだ。(今もいないとはいえない)
黒曜石に限らず、人の精神に深く働きかける宝石は、そのエネルギーを善として使えば光となり、悪として使えば闇となる。
それは、「使う人に返される」ということを知ってほしいのである。
腹の中に短剣を持つということは、その刀で自死をも招くというリスクを背負っているのだ。
宝石にそのような悪の想念を込めれば、それは直ちに込めた持ち主に返される。
因果の法則によってもたらされる思考の現実化は、善きも悪きも宝石によって加速するのだから。
黒曜石ばかりでなく、黒の宝石は、闘いに生きる人、それは他人ではなく、自分の内なる悪、不安や弱さやプレッシャーと闘う人におススメの宝石である。
例えば、自分のセンスや創造力を武器に仕事をするような人にお勧めしたい。
逆に、チームで仕事をしたり、嫌な気分を引きずりやすい人は黒はやめておいた方が良い。
オブシディアン効果
戦いの石、黒曜石。
だが女性というのは、元々戦うために創られてはいない。
男性のような攻撃性はないし、体の作りをみても、それは一目瞭然だ。
野生動物のメスも、自分から戦いを挑むのは子を守るときだけだ。
それも極力避ける。
だが、いつも思う。
そんな闘いの黒い宝石ほど、女性の色気を醸し出すのは何故なのだろう。
黒曜石が武器であるように、女性の色気もある意味、武器だ。
例えば、子孫を残すことは生物の本能である。
野生動物のオスは、メスの獲得のためにオス同士の熾烈な戦いを繰り広げる。
メスは勝利したオスに選ばれ、子を生む。
これが自然だ。
だが、現人間界においてはそうじゃない。
その闘いの場はオスだけのものではない。
今流行りの婚活を見ても分かるように、女性は女性で闘いに参戦しているのだ。
本能で、色気がオスを獲得するための武器ならば、それを引き出す黒い宝石は戦う女性の味方であるとはいえないだろうか。
また、参戦せずとも、孤高に生きることを選んだ独身女性たちは、自分という女の中に、男の目線をもつ様になり、世間の荒波に単独で挑み始める。
自分を守るのは自分自身。
鎧をまといながらも、自分の中生まれた男目線は、彼女たちをより強く美しくする。
男性向けの黒曜石に、ポジティブな気持ちで惹かれるならば、あなたは女性であっても、何か闘いの場で生きる人なのかもしれない。
あなたが惹かれるならば、疑うことはない。
黒曜石は孤高の女戦士を守る懐刀となるだろう。
かつて不本意で孤独な時を過ごした黒曜石に、愛を与えて欲しい。
この不遇の黒い宝石はそれを渇望しているはずだ。
あなたの深い愛は黒曜石の凍てついた心を溶かす。
生まれ変わった黒曜石が与える恩恵は、計り知れない愛だろう。
何故なら、
因果の法則によってもたらされる思考の現実化は、宝石によって加速するのだから。
懐刀黒曜石も持ち主の扱い次第。
宝石に悪者などいないのだ。
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