なぜ女性は宝石（ジュエリー）を欲しがるのか。
一つは「愛の証」
もう一つは「美と富裕」
を挙げた。
今回３つ目に挙げるのは「宝石のパワー」である。
宝石のパワー
うさんくさいと思う人もいるだろう。
正直私も昔はそう思っていた。
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キレイなだけの石に、女性が好む見えもしないスピリチュアルパワーという付加価値をつけ、購買意欲を掻き立てているのだと。
宝石の知識も浅く、外見だけを見ていた薄っぺらで若かった私は、宝石なんか身を飾るだけ、他になんの役に立つのか、などと思っていた。
端から宝石の力というものを信じることなく否定していたのだ。
だが宝石はただの綺麗な石などではなかった。
宝石で身を飾ることにも意味があり、さらに宝石の本質は敬意を払うに値するものだったのだ。
宝石が人の心に働きかける力。
それがどれだけ人を救い、人生を良いものに変えるか。
宝石が最も有効に働きかけるのは精神の奥深く、潜在意識である。
潜在意識はいわば魂の核のようなもので、神、真我、と呼ばれる。
人がピンチの時に、神に救いを求めるのは、自分の中に神（潜在意識）が宿っていることを無意識に知っているからである。
人は年をとるたびに、見えないものの力に気付かされていく。
信心深くなるのもそのためだ。
現世という娑婆の中で誰もが経験する艱難辛苦（大小様々ではあるが）、神や仏に祈るほどの辛い出来事を体験し、救われた経験を持つ人は、その救いの中に神を見る。
それは例えば友人の励ましの言葉であったり、人様の善意や、誰かの書いた一文。
同じ、もしくはそれ以上の経験をした人たちや、奇跡的な出来事といったような様々な形で現れる。
その救いは偶然が運んだものではない。
誰もが生まれたときから持っている、潜在意識が引き寄せたものなのだ。
不運を嘆かず、くさらず、今あるものに感謝して人生を歩む人の精神は磨かれる。
宝石が若い女性でなく年を重ねた女性にこそ似合うのは、その高い精神性によって（そうでない人もいるが）宝石がもつ本質、真の力を感じることが出来るためだ。
人の心はささいなことで精神病を患ってしまうほど弱い。
が、本当は奇跡を起こせるほどの強大なパワーを眠らせている。
その眠れる神こそが人が生まれ持った英知、潜在意識であり、その潜在意識に深く作用し、真の幸福へと導く力を持っているのが宝石なのだ。
宝石を昔の私がしていたような、偏見の目で見ることをせず、宝石の美しさに魅力を感じるなら、宝石の本質である癒しや守りや変革の力を実感できるだろう。
宝石のパワーは女性ほど受けやすい
女性は占いやスピリチュアルや運勢学が好きだ。
特に、人生がうまくいかないと感じたときや、悪いことばかり起こるときほど足繁く通う。
何故、占いのような目に見えない、確実でないものを信じることができるのか。
それが神（潜在意識）の導きだからである。
占いで出た良い結果は気分を明るくし、幸せな未来を想像させる。
占いの結果がどうであろうと良い部分だけを受け入れ、素直に信じれば、嫌な現状が起こすマイナスの気分を脱する突破口となる。
気分をプラスに変え、困難の中に隠されたチャンスを見出せと、潜在意識（神）が導いているのだ。
人生に起こる嫌な出来事や災いはある意味、啓示である。
事故や病気や失恋や離別のような辛い出来事は、生きる喜びを知るため、また真の幸福へ向かうために起こる。
その時、腐ることなく、チャンスを見出し、弱い心を強気にかえ、立ち上がる人に新天地は訪れる。
絶望から希望へと向かうその変革の時、邪を聖に変える強大な力を持つ宝石が、一番大切な部分（精神）を強力にサポートしてくれる。
宝石はそのために、この自然界に存在しているのだ。
なぜ女性は宝石に惹かれるのか。
それは
自分自身に内在する偉大な力と、それに深く作用する宝石の力を、野生の動物や植物のように無意識に感じ取っているからなのである。
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