劇中の女性たちの胸元を飾ったアコヤ真珠のロングネックレス。
その粋な装いは40年経った今でも色あせることはない。
1974年、ロバート・レッドフォード主演映画。
アメリカで愛され続ける映画の一つである。
華麗なるギャツビー【Blu-ray】 [ ロバート・レッドフォード ]
2013年には、ディカプリオ×バズ・ラーマンのロミジュリコンビでリメイクされている。
1920年代の世界で最も富めるアメリカを象徴している映画だ。
ギャッツビー邸で毎週催される豪華絢爛なパーティー。
ダンスに興じるレディたち。
ノースリーブのドレスに派手な髪飾り、そしてダイヤと重ね着けされた、ロングパールのネックレスがとても粋でお洒落だ。
「金持ち娘は貧しい人と結婚しないものよ」
ジェイ・ギャッツビー(レッドフォード)の人生の目的であり絶対的な存在のデージー。
彼女の装いに華を添えていたのが、パールのロングネックレスである。
豪邸で優雅にお茶するときも
ギャッツビーと再会のときも
愛を取り戻したときも
自分らしく生きるためには贅沢を捨てられないことをよく分かっている女。
何より愛するものは自分自身。
犠牲を厭わず純情を捧げた男でさえ、保身のために切り捨てる。
「彼も あなたも 愛してる」
このあきれた女を、主人公が崇拝する可愛い女神に仕立て上げるのに一役かっているのが真珠である。
数ある宝石の中で、その清楚さ、品の良さにおいては真珠の右に出るものはない。
そして真珠が似合うにはミア・ファロー(デージー)の悪気のない愛らしさが必要なのだ。
デージーの夫の愛人には真珠は似合わない。
下卑た女に真珠は無縁だ。
「面白くなるわ」
斜に構え、デージーに起こるスキャンダルを楽しんでいる節があるデージーの親友ジョーダン。
彼女が着けているのも真珠。
翡翠や瑪瑙の天然石のロングネックレスもアクセントになっていて素敵だ。
脇役のご婦人たちもロングパールのネックレス。
「私が軽蔑する象徴ギャッツビー。だが実際には彼は夢の航跡に浮かぶ塵の痛ましい犠牲者だった」
語り部ニックが言う通り、不幸へとその運命を辿るギャッツビー。
だが、貧しかった彼が戦争から戻った後、財界でのし上がり、巨万の富を得たパーワーの源は、
恋焦がれたかつての恋人を取り戻すという信念である。
デージー。
人生の目的が一人の女であり、その女のために全てをかけたのだ。
可哀想だとは思えない。
人生に目的を持った人間は幸せだ。
何の目的も持たず、ただ海中に浮遊するくらげのような生き方をするよりもずっと。
華麗なるギャッツビー。
ここまでいけば天晴れである。
そしてそこまでの純愛を受けるデージーもまた然り。
「桟橋の光の色だよ」
対岸に住む愛する人へ繋がる光は翡翠色。
その緑色の宝石をを見つめる度に、秘めた思いを強くする。
「全てを昔どおりにしてみせる」
翡翠の緑は決意の色なのだ。
「はめられないわ」
「あなたがつけていて」
この一途で盲目的な想いのこもった指輪。
デージーに受け取れるはずはもとよりなかったのだ。
結婚後、間もなくして始まった夫の浮気。
大きく空いた心の隙間。
その隙間へ突如入り込んできたかつての恋人。
しかも当時の貧しい将校ではもはやない。
夫の元を去っても充分贅沢させてくれるエレガントな理想の男。
だが、温室の花が嵐に耐えられるわけがない。
夫との別れを決めながら、自分をめぐる男同士の争いに絶えられず逃げ出してしまうのだ。
そして悲劇を起こす。
真珠セミロングパールネックレス/7.5-8.0mm 約80cm
さて、ロングパールネックレス。
そのまま長く垂らしてつければ、全身をすっきりとスマートに見せる効果がある。
首に2重に巻いて、チョーカーとの2連にしてもお洒落だし、一本使いなら80cm、2連使いなら120cmがおすすめだ。
あこや真珠 ロングパールネックレス 120cm ホワイト系 7.5-8.0mm B〜CB〜CB〜C ラウンド〜セミラウンド クラスプなし [n2][120cm ロング](真珠 ネックレス)(フォーマル パーティ 入学式 卒業式)
ロングネックレスの活躍は普段のお出かけからパーティーシーンと幅広い。
フォーマル用ではないから、値段が高く質の良いものにこだわらず、形はラウンドでなくとも「てり」を重視して選べば良いと思う。
ネットショップが安くで買える。
レディな粋な装いは、時代を超えて受け継がれる。
無論、それは、真珠の気品、美しさがあってこそ、である。
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