ブルーサファイヤの主要産地国と色相の特徴

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青色の宝石・効果・意味

 

純粋なコランダム(無色)に鉄分とチタンが混入して生まれた青色のサファイヤ

クロムが混入したのが赤色のルビーである。

ルビーにあってブルーサファイヤにないものが蛍光性。

これは中の元素によるものだ。

サファイヤ内の両元素に蛍光性はない。

ルビーの主要産地国と色相の特徴:ブラックライトで見る産地と蛍光性
純粋なコランダム(無色)にクロムが混入して生まれた赤色のルビー。 その特徴は産地によって異なる。 ビルマ産ルビー 宝石 ルース 4.04CT 良質のルビー産出国代表 ビルマ(ミャンマー)モゴク ...
だが、ブルーサファイヤも産地特有の個性がある。

 

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ブルーサファイヤ産地別色相の特徴

 

最高級コーンフラワー(矢車草)ブルーの産出国「インド・カシミール」

 


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特徴:シルクのような表面光沢。

直線的なブルーのカラーバンド(絹糸の束のような針状内包物が色の帯として映し出される)

白みがかった柔らかなブルー(ヴェルヴェティ・ブルー)

1880年頃から採掘され、現在ほとんど産出されていない。

アンティークジュエリーやオークション市場からの還流品に見られる。

通常加熱処理されていないレアな宝石である。

カシミール産とオーストラリア産、それぞれの最高級品質を比べると、100倍ほどの価格差がある。

 

最高クラスのサファイヤの産出で世界的に名高かった「ビルマ(ミャンマー)」

 


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15世紀には採掘されていたが、現在は産出も少ない。

ほとんどが加熱処理されていない大粒の良質の濃いブルー。

 

安定した供給を果たしている「マダガスカル」

 

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コーンフラワー・ブルーに似た特徴のものが採れる。

優しい色合い。

 

トパーズやキャッツアイ、トルマリンなど多種の宝石を産出する「スリランカ」

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やや薄い紫がかったブルー。

透明度が高く大粒で輝きが良い。

色のつき方が片寄っている。

 

B級

 


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「タイ」「オーストラリア」

色が濃く黒っぽいブルー

 

インド・カシミールとミャンマー・モゴク。

最高級クラスのサファイヤ産出国であったが、現在市場に出回ることが少ない。

選ぶなら良質のマダガスカル、輝きの良いスリランカ産にしておこう。

スリランカ産ではルビーより上質のサファイヤが多く採れる。

タイ、オーストラリア産を選ぶなら薄い色。

ファッションリングの小粒のものにしたい。

特にサファイヤは弱い光の下では黒っぽく見えるから、濃い色には注意が必要である。

 

コランダムは加熱してブルーに変わる原石の種類が多い。

なのでサファイヤのほとんどは加熱処理されている。

スリランカ産の安価な無色系の原石(ギウダ・サファイヤ)は、高温加熱を繰り返すとキレイなブルーに変化する。


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ノーヒート(非加熱)のサファイヤは色むらがあるが、加熱により色溜り、濃淡は均一になる。

 

非加熱サファイヤ一覧

 

無処理の神秘性は最大の魅力だが、処理石は安価で見た目も美しいのである。

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