6月の誕生石：ムーンストーン
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その名のとおり、神秘的な月の光を放つ宝石。
１９世紀後半のジュエリー絢爛期アールヌーボ～アールデコにかけて、好んで使われた宝石がガーネットやペリドット、そして白のムーンストーンである。
当時の真珠は養殖でない天然だったため、真珠は希少。
代わりにムーンストーンが活躍したのだ。
ムーンストーンはアンティークなデザインと相性が良い。
また２０世紀ではカルティエやティファニーにも多く登場している。
ムーンストーン言い伝え
K18YG ロイヤルブルームーンストーン 1.5ct リング(指輪) イエローゴールド ダイヤモンド アンティーク調デザイン
インドでは、月の光を凝固した石と語り継がれている。
月の女神ディアナの恩恵を秘めた石。
先の見えない暗い夜道を、優しく照らす優しい月の光。
確かに、ムーンストーンにヒーリング効果を感じる人は多い。
その姿は、色や輝きで美しさを誇り、人々を魅了する他の宝石とは少し違う。
遠くに控え、静観する月のようだ。
ムーンストーンを見つめると、宇宙に包まれたような安らぎを覚えるだろう。
それはその優しい光が、月の女神のものだから・・・
かもしれない。
ムーンストーン宝石言葉
幸運・愛の導き
幻想的な光を放つ月の石。
ムーンストーンは、旅人のお守りであり、持つ人を愛へ導く宝石である。
運命の人と出逢うまでの道のりを、愛する人との幸福な人生を、
ムーンストーンは優しく照らし、迷わないよう道案内してくれるのだ。
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ムーンストーン効果
ムーンストーンは霊的意味をおびた古代宝石である。
高次元（神・宇宙）と人との絆、魂のエッセンスであり、それは持ち主に内なる成長をもたらす。
日常の生活に、スピリチュアルな直観を与えはじめるのだ。
感情的になりやすい、人に影響を受けやすく、傷つきやすい人にもおすすめだ。
ムーンストーンは不安定な感情やストレスを和らげる。
月の影響を受けるムーンストーンの持つエネルギーは、母性である。
持ち主を育むエネルギーに満ちている。
ムーンストーンは、傷ついた心を癒しながら、新たに夢を思い描けるよう促してくれるのだ。
また、女性の内分泌腺系に働きかけ、女性生殖器の不調や障害を癒し、リンパの流れを助けてくれる。
ムーンストーン基礎知識と選び方
ＭＯＯＮＳＴＯＮＥ ～月長石～[フェルスパー]
産地＝スリランカ、インド、ミャンマー、タンザニア
硬度６～６．５
ウィークポイント：衝撃（通常身につけて心配ないが衝撃を加えると、欠けや亀裂が入りやすい）
キズ（こすったり、ぶつけたりすると入りやすい）
除光液、塩素系洗剤
カボッションカットして生み出されるミルキーな帯状の光は「シラー効果」
この幻想的な光の正体は、ムーンストーンを構成する組織にある。
ムーンストーンは層状組織である。
２種の長石（正長石、曹長石）の薄い層が重なりあい、受けた光を内部で反射し、光沢を伴う色を放つ。
似たような光学効果に、一条の線が浮かび上がるキャッツアイがあるが、
キャッツアイのシャトヤンシー効果は石内部の内包物によるもので、ムーンストーンのシラー効果とは根本的に異なる。
ムーンストーンの善し悪しは、青みがかった帯状のミルキーな光（シーン）である。
青みのシーンが明確によくでるもの、
石の角度を変えるとシーンがスムーズに動くものを選びたい。
ムーンストーン種類
代表的なのは、メインカラーのミルク色や薄く黄を帯びた色。
他には、オレンジやブルー、グレー、グリーンなど
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が、やはり、ムーンストーンの神秘性を高めるのは、ブルーを帯びた白の地色である。
魅力的なブルーが人気が高い。
なかでもインド産の神秘的な青色のロイヤルブルームーンストーンは最高級とされる。
虹のようなラブラドレッセンス（シラー効果）を放つ、レインボーロイヤルブルームーンストーンはその上をいき、価格も通常の何十倍と高い。
幻想的な輝きは、ずっと眺めていたいほど魅力的だ。
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