マーガレット・サッチャー:鉄の女が愛した真珠

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真珠の似合う女性たち

 

「マーガレット・サッチャー」

英国初の女性首相であり、 「鉄の女」の愛称を持つ彼女が

以外にも愛した宝石は、真珠だった。

 

 

フォークランド奪還時の強硬な姿勢

「敗北の意味など知らないわ」といった強気な発言は、益々鉄で覆われた彼女のイメージを作り出す。

 

だがそんな彼女の胸元は、いつもパールで飾られていた。

決して派手ではない白のパールネックレスや色味を合わせた大珠のイヤリングが印象的だ。

国のトップとして、男性官僚を率いる戦場の中に身を置きながら、レディを失わずにいた人。

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「金属のような目をしていた」
グレイッシュな冷たい瞳をそう表現したのは、ベルギー国王よりナイトの称号を授与された、世界的有名なダイヤモンド研磨師。

ガビS・トルコフスキーである。

 

世界最高のダイヤモンド研磨師が奏でるダイヤモンドへの愛 
Gabi S.Tolkowsky ガビS. トルコフスキー 世界最高のダイヤモンド研磨師。 それは、彼が産まれた時から既に決まっていたのかもしれない。 なぜならトルコフスキー家は代々ダイヤモンドビジネスに携わ...
237.85カラットの世界最大の最高品質、

デビアス100周年の意味を持つ「センテナリー」という名のダイヤモンドのカットを、デビアスより依頼され、その偉業を成し遂げた人。

 


273ct DカラーFL 世界最大の最高品質ダイヤモンド

彼は、その触れることをためらうほどのダイヤモンドを研磨する前に、40個近くのプラスチック製の試作品を作っている。

そしてデビアスは、その模型をある女性に見せたのだ。

サッチャーである。

ビロードの布の上に置かれた、プラスチック製のダイヤモンド。

ペアシェイプ、マーキス、ハートシェイプ、オーバル、そして、

「私ならこれにするわ」

と彼女が選んだその模型は、今までどのカット師も試みたことのないシェイプ。

研磨師の魂が後に生み出すこととなる、247というとてつもないファセットをもつ歴史的ダイヤモンドの原型だったのである。

ちなみに、ダイヤモンドの理想的カット、ラウンドブリリアントカット58面体を考案した人は、このガビトルコフスキーの大叔父さんである。

 

 


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知的でクール。毅然とした姿勢。

戦わなかった日など一度もなかった、というマーガレット・サッチャー。

このハンサムな女性に安らぎを与えたのは、優しさと慈愛と母性の象徴でもある真珠、だったのかもしれない。

 


サッチャー回顧録―ダウニング街の日々〈上〉

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