真珠の普段使いのお手本がここにいた。
ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の中谷美紀、４０歳。
若い頃は少しはっちゃけたイメージだったが、いつの頃からか、ぐっとしとやかで、上品な大人の女性になっていた。
美しい人。
さて、中谷美紀演じるのはアラフォー独身美人女医。
結婚という幸せを手に入れるため、暴言、毒舌な料理屋のマスター藤木直人に恋愛指南を仰ぐ。
その胸元には真珠の連のネックレス。
このシーンを見ていた人なら分かると思うが、見事な「てり」だった。
遠めからみても一珠一珠がぴかーっと光り輝いていた。
真珠はミキモトのネックレス。
大きさは6.5～７.5ミリ未満。
輝きが良いから大きく見える。
長さは４１cm。
このミキモトの提供している商品はインフニティ（８の字）の留具に、自由に取り外しが出来る２本のネックレス（39cm＋41cm）がついている。
１連のロングネックレス（約７８ｃｍ）にしたり、２連にしたりとアレンジが楽しめる。
価格は７８８,０００円（税別）
ミキモト本店での注文か、他のミキモト店舗で、新規作製できるらしい。
次回から２連やロングといったパールネックレスのアレンジが見れるかもしれない。
ちなみに、ブレスとネックレスを金具でつなぐコンバーチブルは結構使えるアイテムである。
【送料無料】アコヤパール コンバーチブル ネックレス+ブレスレット 8.0-9.0mm 50+20=70cm
中谷美紀演じる女医は私服もキレイ目なファッション。
今回は、オレンジの胸元の開いたカットソーにグレーのベストと膝丈スカート。
胸元に飾られた大きくないアコヤ真珠の連のネックレスが、干渉色であるピンク色の輝きを放ちアラフォー女医を可憐に見せている。
これがダイヤだったら、可憐ではなくなっただろう。
別のシーンでいつもつけているダイヤネックレスは、藤木直人が言う恋愛弱者の３重苦「美人、キャリア、アラフォー」にぴったりな、格上ネックレスだった。
往年のハリウッド女優たちの胸元をも飾ったアコヤ真珠の美しい輝き。
中谷美紀はお茶や日舞、着物の着付けなどを習い、素敵に年を重ねた大和撫子。
同年の女優より少し大人びて見えるのは、日々心と身体を整え、内面を磨き続けた結果だろう。
しなやかで芯のある美しさが内面から溢れている。
幾重にも巻かれた真珠層がうみだす真珠の輝きと同じだ。
４０歳。
若さという美しさは人生の中でほんの一瞬、あっという間に過ぎ去る。
人は誰でも年をとる。
でも年を重ねるのは悪いことではないと彼女をみて思う。
外見だけでなく中身を磨いてきた４０代の中谷美紀だからこそ、これほど真珠が似合うのだ。
逆に、内面も磨かず、外見の若さや美しさだけに執着する姿は見苦しい。
ちょっと前から美魔女なる人たちが湧いてきたが、あからさまなそれに美しさなどない。
「ブランドは重要ではない」
ミキモトにしろタサキにしろ真珠といえばその名がでてくる２大ブランドだ。
ミキモトにおいては創業者御木本幸吉が養殖真珠を人類で初めて成功させ、世界でも有名な真珠王の異名を持つ。
だから高品質であり高額だ。
アコヤの７ミリでも４０～５０万くらいする。
中谷美紀は趣味の骨董品について、ブランドは重要でないと言っていた。
真珠においてもそうだと思う。
ブランドでなくても真珠は美しいものがたくさんあるし、価格もブランド品と比べ手ごろだ。
真珠の品質についての知識と見る目を養えば、上質のものを安くで買える。
ネットで購入する際、気を付けたいのが、真珠の干渉色は厳密に言うと写真では表現できないということである。
一番は近くの宝石店へ足を運び、つけてみることだ。
ちなみに、貝（シェル）パールやＰパール。
これはは本物のパールではない。
模造品だ。
ネットでも、ちゃんとしたショップであれば商品内容を正確に明記してあるし、価格も店頭で買うよりずっと安いが、
中には本真珠やパールと謳いながらアコヤ真珠と思わせる内容で、淡水パールを売ってたりする場合もある。（ヤフオクで実際あった）
参考記事をご一読してほしい。
購入の際はアコヤ（あこや）と明記されているか確認したい。
４０代以降は若さと引き換えに、ラグジュアリーが嫌味にならなくなってくる。
それを知っている人は女としての現役を全うできる人だ。
本物の真珠をつけ、さらに美しく、輝いてほしい。
アコヤ真珠ネックレスをyahooショッピングで見る
Amazonで見る
楽天で見る
コメント