念珠の色は何でも良い
寺の住職もそう言っている。
マイ念珠を持つことが大事なんだそうだ。
昔、若かりしころ、何を思ったか突如寺で修行を始めた私に(2回でやめたなんちゃって修行)親友がプレゼントしてくれたのもキレイな青色の念珠だった。
結局それも2回しか使わず、今ではお守りとしてバッグに忍ばせている。
仏縁堂ブランド:京念珠【極上厳選珠:ラピスラズリ(瑠璃)共仕立】女性用数珠・正絹頭付房
さて、念珠は色の美しい天然石をつかったものや、菩提樹やさんごなど種類が多い。
念珠は護身のお守りとなるため、娘や孫に譲ることはできないらしい。
だだ一つだけ譲れるのものがあり、それは珊瑚だと珊瑚屋に聞いたことがある。
いろんな種類があるので、そう高くないものでいいから、お気に入りを一つは揃えていた方がいい。
オススメは真珠の念珠
何故か。
喪服に一番美しく映えるのは真珠の干渉色を伴なう白だから。
ちゃんとした大人の女性なら、アコヤ真珠のネックレスをつけている。
そのネックレスと色を揃えた念珠を持ち、手をあわせる姿にはつい見とれてしまうほどだ。
淑女の気品と言うべきか。
ピンクの珊瑚やローズクォーツの念珠も可愛らしいが、いずれみんな年をとる。
ピンクの可愛らしさが安っぽく見える年齢はすぐにやってくるのだ。
葬式に参列する回数が増えるのも年を重ねた頃だろう。
漆黒の喪服が一同に介する場は、ネックレスや念珠の品評会だ。
そして後日、奥様がたのネタになる。
「従姉妹の真珠が偽物だった」
「誰々さんはさすがいい真珠をつけていた」
「最近は、グレーが人気なのかしら」
真珠を売っていた頃、幾度も耳にした台詞だ。
だけど赤や黄色や緑が好き!という人は、その魂の導きを信じ、お守りとして持てば良い。
導きに従えば、その石は今必要としている力を持っている。
一番大事なのはマイ念珠をもつこと。
そして「好き」を大事にすることだ。
ちなみに、霊障、邪気を払う最強選手は水晶である。
透明が嫌なら、紫のアメシストも素敵である。
女性用念珠 7mm玉 切り子水晶 共仕立て 正絹東雲房 紫色 【日本製】
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