ダイアモンドの輝きは人間のカット技術によって生み出される。

一つの結晶が最も美しく輝くように、形や面のとり方、プロポーションが決められる。
どれが美しいかというのには主観が伴ない。
それぞれに魅力があり、台座のデザインよってもシェイプ(形)の違いでイメージは変化する。
ラウンド・ブリリアント

ラウンド(丸)のブリリアント(強い輝きを発揮するカットスタイル)はダイヤモンドの基本の形。
原石を半分までカットし、フルカットの58面体 ファセット(面が中央から放射状に配列する)は、最もダイヤを輝かせる理想的カット。
光の屈折率を最も効果的に映し出す。
ラウンドブリリアントカットの魅力
光を全反射させる強い動的な輝き。
最高の屈折率を誇るダイヤモンドに最も適した形。
ダイヤ上部(クラウン)のファセットから光を集め、入射した光をビリヤードの球のように2回内部で反射させる。)
マーキス・ブリリアント
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【ご注文後10%OFF】ダイヤモンド リング 1.682ct SI2-FANCY LIGHT YELLOW-マーキスブリリアントカット Pt/K18 1ct 1カラット Pt Pt900 K18 イエローゴールド ゴールド 大粒 指輪 ダイヤモンドリング ダイヤリング
船形をしている。
フランス ルイ15世がポンパドール婦人に公爵(マーキス)の称号を与え、
1745年に登場したこの船形のダイヤモンドにマーキスという名がつけられた。
マーキスカットの魅力
小粒でも輝きが強くなる。
ダイヤは同じような原石から、オーバル、ペアシェイプ、マーキスを研磨するが、0.25ctより小さいものはほとんどがマーキスにカットされる。
同じカラット数でも大きく見える。
ペアシェイプ・ブリリアント
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1.089ct G,SI2,ペアシェイプ ダイヤモンド ルース
洋梨の形をしている。
ティアドロップ(涙のしずく)とも呼ばれる。
大粒の結晶を有効にカットできるため、ティアラやネックレスに使われる。
大粒でラウンドよりも大きく見える。
つける人が動くたびに虹色(ディスパージョン)の輝きを放つ。
ペアシェイプの魅力
動きを伴なった煌めき。
7色の分散光が遠くからでもわかる。
オーバル・ブリリアント
小判形 楕円形。
サファイヤやルビーなど色石にも多く使われるが、ダイヤをオーバルにカットする際は58面体をもつブリリアントカットにされる。
曲線が柔らかく、優しく落ち着きのある印象になる。
オーバルカットの魅力
クラシカルで大人びた印象。
色石の大きさを活かすカットなだけに存在感がある。
エメラルドカット
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ダイヤモンドルース エメラルドカット 3.008ct H VVS-2 中央宝石研究所 鑑定書付 ルース(裸石)【送料無料】【レディース】【新春 初売り お年玉 プレゼント ギフト ジュエリー】【02P05Dec15】
その名のとおりエメラルドがこの形にカットされる。
長方形が基本のコーナーが切り取られたステップカット。
エメラルドの色溜まりをテーブル面に広くとり、脆さから守るため4つのコーナーのファセットがついている。
ダイヤをこのカットにするには原石の質の良さが必要になる。(全体の2%以下)
何故なら、エメラルドカットは比較的石の内部を確認しやすいカットであるから、素材の欠点を隠すことはできない。
エメラルドカットの魅力
静的な輝きで落ち着いた品格が漂う。
和服によく似合う。
澄んだ透明度のあるキレイなダイヤが多い。
プリンセスカット

プリンセスカットダイヤモンド0.3カラットEカラー高品質インターナリーフローレス末っ子ちゃん輝きあふれるさんダイヤGIA鑑定書刻印つき
1970年後半に登場したカット。
スクエアの形にブリリアントの輝きをもつ。
スクエアカットの中で最も人気が高い。
4つの角にのびる細かいモザイク模様が美しい輝きを魅せる。
厚く研磨されるため、原石のロスが少ない。
石の色を濃くみせるため、ファンシーカラーのダイヤモンドに多く見られる。
角がシャープなため欠けやすい。
プリンセスカットの魅力
輝きが強く、キズを目立たせない。
その名のとおり気品のある印象。
正八面体の結晶からカットされるため元もとの質が良い。
トリリアントカット
0.436ct H SI2 トリリアントカット ダイヤモンドルース
正三角形のブリリアントカット。
シャープな印象の直線的なストレートエッジと柔らかいカーブエッジのタイプがある。
31~50面のファセット。
カラーストーンにも多く使われる。
トリリアントの魅力
モダンな形状。圧倒的な存在感。
深さを浅めに設計するためラウンドに比べ、大きく見える。
ファセット数がラウンドより少ないため、一つ一つの反射が大きく、強い光を放つ。
内包物が目立ちにくい
ハートシェイプブリリアント
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0.5カラットハートシェイプダイヤモンドルースEカラーIF”輝きのハッピーハートさん”ダイヤGIA鑑定書刻印つき
ハート形。
アメリカ、ヨーロッパで人気が高い。
ハートは女性が好み、愛の証として婚約指輪にも使われる。
56面のファセットをもつ。
原石をカットする際の無駄が多く数が少ない。
非常に難しい技術が試されるカット。
ハートシェイプの魅力
ハートシェイプの歴史は古く、1560年代には愛の象徴として登場している。
17世紀から18世紀にはロマン主義の時代とともに人気を高め、愛の象徴として王侯貴族に愛された。
1900年代ブリリアントカットの技術により強い煌めきと閃光を放つハートが誕生する。
他のカットにはない女性らしさ、柔らかさ、華やかさを演出する。
ローズカット

☆0.387ct 5.54mm SI2 Fカラー ローズカットダイヤモンド※こちらのルースを使用してのカスタマイズもお受けできます。誕生石4月
平らなパビリオン(底面)とドーム状のクラウン(上部)
現代の眩しすぎる光を封印するかのような歴史的カット。
少ないファセットで光を柔らかく反射する。
アンティークカットの代表格。
ローズカットの魅力
アンティークジュエリーの魅力を楽しめる。
クラリティや内放物が目立ちにくい。

ステップカット:総称

ガードルに平行な面が段(ステップ)になっているカットの総称。
エメラルドカットもステップカットに属する。
テーパー(台形)・バケット(小さな長方形)は脇石としてよく使用される。
アッシャーカット

ダイヤアッシャーカットダイヤモンド0.51カラットDIF【ダイヤGIA鑑定書刻印つき】
正方形のステップカット。
階段状のステップと中央に向かって吸い込まれるような奥行きのある反射、ホールオブミラー(鏡の回廊)がアールデコの重厚感を醸し出す。
透明度が低いとすぐわかるため、透明度(クラリティ)の誤魔化しがきかないカット。
テーパーカット
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テーパーカット ダイヤモンド 1.50カラット リング/指輪 プラチナ900 PT900 レールセット・豪華 肉厚 ひっかかりなし /白・透明(ホワイト)/【中古】/届5/ラックジュエル luckjewel/
台形シルエットの細長い長方形。階段状のファセット。
大きな面で流れる上品な光の反射。
単体でも美しいが、リングではセンター石を引き立てる脇役が多い。
バケットカット
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バケットカットダイヤモンドリング「静謐な輝き」ゴールド、ピンクゴールドでもお作り頂けます
長方形のステップカット。
ブリリアントのような強い輝きではなく、直線的な光の反射。
素材の質がそのまま見える「正直なカット」
ミックスカット:総称
ラディアントカット
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【ダイヤモンドルース】ラディアントカットダイヤ0.3カラットEフローレス【GIA鑑定書 刻印つき】細かい輝きさんダイヤ原石写真あり0.3ct
1977年プリンセスカットが登場する前に開発されたカット。
クッション(丸みを帯びた角)角型で70のファセット(面)を持つ。
色石によく用いられる。
クッションカット
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クッションカットダイヤモンド0.5カラットFカラーIF”透明度高いさざ波の輝きさん”証明写真つきダイヤGIA鑑定書刻印つき
角が丸く、大きなファセットをもつ。
その名の通り、クッションor ピロー(枕)のような柔らかい形。
ローズカット同様、19世紀後期のアンティークジュエリーにみられる。
フランダースカット

ブリリアントカットとステップカットの両方を備えたたカット。
プリンセスカットやラディアントもミックスカット。
パビリオン部分がブリリアントカットでクラウン部分がステップカット(その逆もある)という組み合わせもある。
ブリリアントの華やかさとスクエアの格の融合。
通好みのカット。
オールドマインカット
ダイヤモンドの原点にして最もロマンのある歴史的に古いカット。
やや縦長のクッションフォルム。大き目のキュレット。大き目のファセットは当時の原石(オクタへドロン)を最大限に生かす形。
歴史的ジュエリーの多くに使われた現代の完璧な対称美ではない「人の手で生まれた時代の輝き」同じものは二つとない、本物のアンティークを感じられる唯一のカットである。




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