東洋の宝石と日本のジュエリーの歴史

歴史から紐解く現代に受け継がれるジュエリーの存在意義

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ジュエリーの歴史

 

なぜ人々は有史以来装身具を作り、身を飾ってきたのか。

その理由は形を変えて現代にも受け継がれている。

 

装身具の起源についての諸説

 


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「呪術起源説」

 

魔よけ、お守りとして使われていた、最も多く考えられている紀元説である。

古代という時代に生きた人々は、捕らえることの難しい凶暴な動物の牙や角に穴を開け、それを首飾りにして身につけていた。

お守りである。

見えない魔物を追い払い、自然災害や病気、猛獣などから身を守る術としていたのだ。

日本の古墳時代の勾玉も、このお守りの形が受け継がれ、翡翠や瑪瑙などの石の素材で作られている。

 

現代での使われ方

天然石のパワーストーンブレスや厄年のお守り、還暦のお祝い、形見の宝石など
 

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「ホモルーデンス説(遊戯)」

 

人は他の動物と違い、考え、物を作り、遊ぶという能力を持っている。

そして文化を生みだす根源は「遊び」にある。

海外の人々に愛される日本の文化も遊びが発端だ。

花見やカラオケ、漫画にゲームもそうである。

ジュエリーの数え切れないほどのデザインにも遊び心は見てとれる。

実際遊び半分でふざけたようなデザインの指輪を作る職人もいるのだ。

人はゆとりがあれば遊ぶもの。

それは現代人だけに当てはまるものではない。

日本の遺跡から出土する壷にも縄文模様の装飾が施してある。

実用上、何の意味ももたない飾り。

それにはその時代の人々の遊び心が映し出されている。

装身具はその遊び心が起源となったといわれる。
 

現代での使われ方
 
ジュエリーは即物的な機能はもたない装飾品である。

そのある意味芸術ともいえるジュエリーのほとんどは遊び心からうまれる。

 


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「自己異化説」

 

現代のジュエリーの役割といえばこれが最も多いだろう。

人が自分の個性を他者へ示すための手段。

ファッションである。

人と違う自分を演出するためにジュエリーを身につける。

太古の人々が現代と同じ考えをもっていたとは言い難いため、起源とするには弱い説である。

 

現代での使われ方
 

ファッションアイテム
 

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「自己同化説」

 

装身具がもつ機能的な面を捉えている。

他人と同じ物を身につけることによって、共通性、統一性を表わす機能。

それは国や部族、集落ごとに人々を分けたの旗印のようなもの。

同一地域から同じパターンの装身具の出土例が少ないため

これを起源とするには難があるといわれている。
 

現代での使われ方

バッジやタイ、社員章、勲章など
 

ローズカットダイヤモンドリング

 

古代の装身具の役割はこれらの諸説が絡み合い生まれたものだ。

そして、この様々な説は現代ジュエリーにも受け継がれている。

 

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