ジュエリーに使われる枠は、白色のプラチナやホワイトゴールド、金色の18金が主流である。
そしてその枠にセットされる色石には、石の色を活かす最上の枠がある。
寒色系にはプラチナ・暖色系にはゴールド
例えば、寒色系のブルー系の宝石には、同じく寒色系の白い金属がマッチする。
色のイメージが合うからだ。
色彩心理学的に見ても、青は、「冷たい」とか「爽やか」といったイメージを抱かせる。
これにはプラチナの清潔で神聖なイメージがぴたりとはまる。
それは見た目にも、心理的にも、素晴らしい相乗効果となるのである。
では、実際に見てみよう。
青の代表ともいえるサファイヤリング。
青のイメージは冷静や神秘、知性といった落ち着きである。
かつては聖職者しかつけることのできなかった青の宝石が生み出す神聖さは、清浄なプラチナ枠にのせてこそ放たれる。
プラチナ枠にセットされた紺碧の青が高級感を生み出すのも、こういったわけがあるのだ。
では、反対にゴールドにのせればどうだろう。
K18 ブルーサファイア ダイヤモンドリング S4.147ct D2.65ct 11号
印象としては、うるさいような、チープな感じになってしまわないだろうか。
これは、ゴールドの暖かさや賑やかさが、サファイヤの魅力ともいえる「落ち着き」や「神秘性」を打ち消してしまうからなのである。
では、暖色系の宝石で見てみよう。
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ピンキッシュオレンジのパパラチア・サファイヤは、女性に大変人気のある宝石であり、サファイヤ界の王と呼ぶにはあまりにも愛らしい姿をしている。
そして、ピンクもオレンジも暖色系である。
色のイメージは、優しさや幸福やぬくもりや愛、親しみやすさ。
この暖かなイメージには、太陽の金属ともいえるゴールドの輝きが良く似合う。
特に同色のピンク色をしたピンクゴールドにのせれば、その愛らしさは倍増する。
逆にこの宝石をクールなプラチナにのせれば、あたたかみとともに甘さや可愛らしさは減少する。
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とはいえ、基本的にジュエリーは、自由に、好きな枠に好きな宝石を合わせることが前提であり、それもまた個性となるのも確かであるから、同系色にこだわる必要はない。
同じ青であっても、トルコ石やラピスラズリなどは、その歴史から見ても金との組み合わせが最上とされるのだから。
だが、ファセットカットの色石のセッテイングにおいて、最上は、同系色の枠だといえる。
それは、宝石の波動、エネルギーの面から見ても、理に適っているのだ。
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